新築戸建にはテレビアンテナがない…

家づくり

ちょうどわが家ができて1年が経ちました。
今さらですが、新築の時の想定していなかった困りごとをお伝えします。
それは、「テレビアンテナがない」ことです。

1.テレビアンテナがない
ずっと賃貸マンションに住んでいた私にとって、各部屋にテレビアンテナの端子(コネクタ)があって、そこにアンテナ線を繋げばテレビを見れることが当たり前でした。
ところが、引き渡された家に入り、テレビアンテナをつないでもテレビが見れないのです。アンテナ線はくるくるっと巻かれた状態で屋根に置かれたままだったのです。
一般的に戸建て住宅はアンテナがついていない状態で引き渡されるそうです。

2.対応方法
もちろん家でテレビは見たいので、以下のような対応を検討しました。
①電気工事で壁面または屋根にアンテナを設置する。
②ケーブルテレビを引き込む。
③光テレビを申し込む。

①電気工事で壁面または屋根にアンテナを設置する
初期投資はかかりますが、維持費用はかかりません。ただし、台風や経年劣化により故障した際には、再度投資が必要になります。
また、外観上気になる(という人もいます)。

②ケーブルテレビを引き込む
ケーブルテレビを引き込めば、若干の初期投資と維持費用が必要になります。インターネットとセットで利用することもできます。

③光テレビを申し込む
光回線を引き込むときには初期投資はほとんど要りませんが、維持費用が必要になります。インターネットとセットで利用することもできます。

私が選んだのは、①でも②でも③でもなく、自分でアンテナを「屋根裏に」設置するという選択肢でした。家を建てるのにお金をかけすぎたので、少しでもケチりたかったのです。また、外観に影響を与えないこと・台風等でも飛ばされることがないよう、「屋根裏」を設置場所にしました。

3.アンテナの設置方法
2階の屋根裏点検口を開け、断熱材をかき分けて屋根裏に潜り込みます。
おあつらえ向きの柱にアンテナの固定金具を取り付け、アンテナを放送基地側に向けて設置します。
プロだと電波レベルを測定する機械を使って確認するのでしょうけど、私は小さいテレビを持ち込んで、アンテナとテレビを直接つないで電波レベルを確認しました。
わが家の場合、屋根裏にはもともとブースター兼分配器が設置されており、外から引き込まれたアンテナ線がこの分配器につながっていました。引き込まれたアンテナ線を外し、屋内に設置したアンテナと分配器をつなぎました。また、分配器自体は断熱材よりも上にありましたので設置は簡単でした。



(参考情報)
・我が家からテレビの電波塔までは直線距離で4.5km
・軽量鉄骨2階建て
・太陽光パネル一体型の瓦あり

万が一屋根裏アンテナ設置に失敗したときに備え、壁面でも使えるようなアンテナを選びました。

4.おわりに
電気工事店に頼んだとしたら、3万円くらいかかるところが、8,000円程度で済みました。またアンテナ感度も良好で、雪が積もった日も問題なく視聴することができました。この先どうなるか分かりませんが、現時点ではやってよかったなと満足しています。

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