ノートパソコンにもモバイルバッテリーを

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私のノートパソコンのバッテリーが弱ってきました。電源に繋がずに使っていたら、1時間もすると「残り30パーセントを切りました」と警告が出るようになってきました。

本当であればバッテリーパックを交換したいのですが、純正品は数万円もしてなかなか手が出せません(そもそも中古で2万円弱で買ったものだし)。かといって、互換品も見当たらずどうしようかと悩んでいました。
スマホだったらモバイルバッテリー使えるのになぁ…なんて思ってしまったので、きっとそんな商品があるはずだ!と思って探してみました。楽天市場で「パソコン」「モバイルバッテリー」で検索するとまぁ出てくるじゃないですか。たくさん選べると、それはそれでどれにしてよいか悩むもの。

バッテリー選定基準①:容量

もともとPCについているバッテリー(FPCBP536)の容量が3490mAhだったので、とりあえず10,000mAhくらいのものを目安に探しました。スマホ用のモバイルバッテリーでも10,000mAhのものがあるので、そこそこの値段で買えるんじゃないかと淡い期待を膨らませました。


バッテリー選定基準②:出力

パソコンを動かすくらいなのでそれなりの出力が必要になります。
付属のACアダプタ(FMV-AC326C)を見てみると、「AC100~240V DC19V 2.1A 40W」と書いてあります。ということで、40W以上を目安に探しました。となると、急に選択肢が少なくなります。
また、PD規格に対応した商品を選ぶと汎用性が高いと思います。
外出先で使うものなので、デザインや重量なども好みに合うものを選んだ方が後悔は少ないと思います。
ちなみに、私が選んだバッテリーはMOTTERUのMOT-MB20001です。
MOTTERUは「誰もが持ちたくなるプロダクトを」をコンセプトにした会社で、PC電源などの老舗・オウルテックのが設立しているので、品質の面でも信頼できるというのは選んだポイントの1つです。
また、定電圧の製品にも対応しているので、旅行の時はこれ1つ持って行けばOKというのも魅力です。


接続プラグの確認

パソコンとモバイルバッテリーを接続するプラグがちょっとした注意点になります。
最近のPCはUSB-TypeCのPD対応になっているものが多いです。この場合にはPD対応のUSB-TypeCケーブルを使うだけですので、特に問題はありません。
ただ、少し古くなるとDCプラグのものが多くなります。その場合、そのままではモバイルバッテリーが使えません。
<DCプラグ>
こんな時には、USB-TypeCとDCプラグを変換するアダプタを利用します。
形状・対応電圧などの選択が難しく、また、自己責任となりますので、ご注意ください。


モバイルバッテリーを使い場合の注意点:省エネ設定

モバイルバッテリーをパソコンにつないで使う場合、パソコン側は電源ケーブルに接続されていると認識します。設定次第ですが、通常電源接続の場合はパフォーマンスが高めに設定されているので、じゃんじゃんバッテリーを消耗します。
電源設定を省エネモードに変更してやらないと、想定していた時間ほどパソコンを使うことができません。

おわりに

しばらくこのモバイルバッテリーを使っていましたが、ちょっとソファーで作業したい時とか、家族に画面を見てもらう時など、やっぱりパソコンのバッテリー自体を交換した方が使っていて快適です。
<ノートパソコン(LIFEBOOK U937/P)のバッテリーを交換してみた>

防災対策、旅行先での利用、複数端末での利用など、ご自身が必要としている利用シーンに見合うものであれば幸いです。

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